天竜・秋葉神社上社を訪ねて
静岡県浜松市天竜区。
天竜川を横目にドライブしていると、ふと目に入る青い標識——「月まで3km」。
伊与原新さんの短編集『月まで三キロ』の舞台として知られるこの看板を見に行きたくて、実際に足を運びました。

その先にあるのが、火の神「秋葉山本宮 秋葉神社上社」。
古くから「火防(ひぶせ)の神」として信仰され、毎年12月に行われる**火まつり(火防祭)や、鬼滅の刃にも出てくる勇壮な火の舞“火の神かぐら”**でも有名です。
彫刻が目を引く”楼門”
山道をぐんぐん登っていくと、広めの駐車場があり大きな鳥居が出迎えてくれます。その先には細部に精緻な彫刻(龍や鳳凰など)が施されている楼門があります。とっても迫力があります。
*楼門(ろうもん)は、神社や寺院の境内入口に建つ二階建ての門のことで、神仏の世界と俗世を隔てる「結界」の役割をもっています。
絶景!黄金の鳥居
楼門の先へ階段を上がると光を受けて輝く黄金の鳥居が!上りきり、黄金の鳥居をバックに、浜名湖や遠州灘を一望できる雄大な景色が広がっています。
まるで「雲の上の神社」に来たような静寂と荘厳さ。
*駐車場までの参道は結構狭いです。対向車が来ると嫌だなって道のりなので、早朝や平日の参拝がおすすめです。

願皿投げと厄落としの儀
境内では、**「願皿投げ」**という小さな素焼き皿に願いを書き、
的に向かって投げる祈願があります。
皿が割れることで「厄が砕ける」「願いが届く」といわれ、
音とともに心がすっと軽くなるような体験です。
また、もう一つ印象的なのが、
石をカチッ、カチッと岩に打ちつけて火花を散らす**「火打ち石の祓い」**。
火の神に厄を祓ってもらう古来の浄化の儀式で、
火花が飛ぶ瞬間に「悪い気が燃えて消える」と伝えられています。

天竜川を走るドライブの終点に現れる、
静けさと炎が共存する神聖な場所——秋葉神社。
本堂そばにある食堂ではきのこたっぷりの蕎麦が冷えた体を温めてくれます。この秋おすすめのお出かけスポットです。












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